スポーツでのケガ

野球肩や野球肘とは、成長期の過剰な投込み、筋の柔軟性低下、筋力不足、不良姿勢での投球などにより、肩や肘の関節に負担がかかって痛めてしまった状態です。
当院では、電気療法やリハビリで痛みを改善し、柔軟性やバランス機能を向上させ、筋力の強化も行います。姿勢を改善し、正しいフォームを習得することで、パフォーマンスの向上も目指します。
疲労骨折などの重篤なケガの場合もありますので、早期発見・施術が大切です。

テニス肘は、上腕骨外側上顆炎とも言われ、スポーツなどで手首を使い過ぎた時に起こる肘関節の痛みです。テニス（バックハンドストローク）で多く発生し、スポーツ以外では重い物を持つ、手首を使い過ぎる方に多く見られます。
当院では、ハイボルト療法で早期に急性期の痛みを抑え、手技療法やストレッチで全身を調整して回復を早めます。リハビリでは手首や肘の正しい使い方を習得し、再発予防から競技復帰までサポートします。

捻挫は、足首や手指を捻った場合によく見られ、サッカーやバスケットでのスポーツ、または日常生活で不意にくじいて、関節周囲の靭帯などを痛めた状態です。
骨折や脱臼を合併する場合もあるため、正確な判断が重要です。
当院では、早期に急性期の痛みや炎症を抑え、包帯固定、リハビリで運動能力を向上させて回復を早めます。「単なる捻挫」だと思っても変形などの後遺症を残すこともあり、復帰までしっかりとサポートします。

オスグット病は、１０歳代前半のサッカーなどスポーツを行う少年に多く見られ、膝下の骨が徐々に突出して痛みを生じた状態です。原因には、オーバートレーニング、足・股関節の硬さ、不良姿勢、ボールの蹴り方があります。
当院では、急性期の炎症を抑え、骨格矯正によるバランス調整で関節の硬さを改善、ストレッチで筋の柔軟性を向上させます。トレーニングでは運動能力を向上させ再発防止とパフォーマンスアップを行います。